COLUMN

福福ポートフォリオプロジェクト 受賞作の紹介5

最優秀賞 「aircraft

魔法で空を飛ぶ船をつくるファンタジーRPG vol.2

 

自然環境と資源

旧文明崩壊後は太陽光の光が変質してしまっているために、長時間太陽の光を浴びることはできない。そのため外に出るときはベールをかぶる人が多く、家屋は日よけのタープがかけられている事が多い。高緯度地域は冷涼で乾燥したステップか砂漠が多く、低緯度地域では新しい環境に適応した強力な植物が繁茂する熱帯林が広がっている地帯もある。旧文明によって地表近くの資源はほとんど掘り尽くされてしまっている。そのため魔法で作った巨大な掘削機械を使って巨大な穴を掘り、大深度から掘り出している。

 

食べ物

この時代のアメリカ大陸は世界的な穀倉地帯である。遺伝子改良された小麦が過酷な環境にもよく育ち、街一つ分もある巨大な輸送船によって世界各地に輸出されている。21世紀には存在しない大豆や根菜や野菜など植物性の原料を用いた料理は種類もふんだんにあり、食料飢餓の危険は少ないが、物流網が貧弱なため、低緯度地域で採れる食材が高級品である。

 

建造物

建築についてはかつての文明で使われていた建物をある程度再現している。装飾などはもともと持っていた意味が混ぜこぜになっている。ヨーロッパのような石造りの建物と木造建築が混在しており、古代調の装飾を貼り付けている場合が多い。

▲王宮内のホール。古代の調度品を再現している

▲混乱する街の様子。19世紀~20世紀初頭のイメージ。蒸気機関の煤煙でくすんでいる。空から落ちてきた物体を検分する警官と見物する市民たち。船の部品か何かだろうか

 

メカ

船はコアを中心に、船体、エンジン、制御装置、武装、装飾様々な部品を組み合わせてつくられる。

▲編隊を組んで飛行する艦隊のイメージ。巨大な大砲とプロペラが一般的だが、デザインのバリエーションはさまざまである

 

貨物船

飛行船は人員や貨物を積めるほか、自衛用の武装を搭載して船団を組み、大陸間の交易に日々飛び立っている。貨物船はその辺の野原に降りて人や荷物を積み下ろしできる。

▲基本的な貨物船。ずんぐりしたシルエットで、船内スペースに余裕があり、荷物がたくさん積める

▲複数のコアを持つ巨大貨物船。大陸間の貿易ではこの手の大型船が多用されている

 

戦闘艦 

貨物船団を私掠船などから守ったり、戦争などの大規模な抗争に備えて武装だけを積んで戦闘に特化した艦。バトルシップなどとも呼ばれる。高価な上に戦がなければ役に立たないが、造船所にとってこれらの船の発注を受けることは大きな利益になる。

▲戦闘艦は貨物船に比べるとシルエットがシャープなものが多い

▲戦闘艦 サブリン級

 

造船所

これらの船は造船所で魔法によって建造される。良い船をつくることで貿易大国を目指してもいいし、高価な戦艦を作って他国を征服して利益を得ても良いが、巨大な戦艦が何隻も停泊して経済活動を圧迫することになる。下の図はかなり末期的な状態である。戦艦を格納し整備するための巨大なドックがいくつも見える。

▲造船所と港の様子。普通の蒸気船も停泊しているが、強力な戦闘艦の大きさは桁違いである

▲戦に赴く艦隊。戦艦の製造は儲かるがあまり調子に乗って労働者を酷使しているとストライキや革命が起こったり、戦艦を作りすぎて他国を威圧しすぎると嫌われるし最悪戦争で国ごと倒れてしまい、バッドエンドになる

▲船はドック内でつくられる。生まれたばかりの戦艦は小さい。このあと成長し武装など儀装を施され就役していく。格納庫のドームや施設なども魔法で練成されており、有機的で生きているような形をしている